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Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

Wed Oct 18, 2017
Sat Apr 20, 2024

グーグルがHTTPページへの警告表示を強化するらしいので、こんなアクセス数の少ない個人のブログもhttps化しようと思います。なので、その時のメモ。

ACMを利用して無料のサーバー証明書を発行

Eメールの検証を使う場合

AWSコンソールから Certificate Manager を選択。

Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

ここでの注意点として リージョンバージニア北部 にしておくこと(2017/10月現在)。これを間違えるとこの後、うまくいかないです。

Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

次に 証明書のリクエスト を選択。

Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

ドメインを入力したら 確認とリクエスト を選択。

Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

しばらくするとAWSから届くドメイン認証メールが届きます。

Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

I Approve で承認します。

Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

承認すると Success! と表示されます。

Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

全ての工程がうまくいくと、状況が発行済みになっていると思います。以上で、ACMを利用して無料のサーバー証明書を発行する手順は終わりです。

Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

DNSの検証を使う場合

ドメイン名を入力

Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

DNSの検証 を選択

Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

このブログのドメインはRoute53を使って取得しているので、Route53でのレコードの作成 を選択。しばらくすると成功します。

Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

こんな感じになります。

Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

成功です。

Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

CloudFront設定

Create Distribution を選択。

Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

webの Get Started を選択。

Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

Origin Domain Nameの項目にオリジンサーバのドメイン名を入力します。ここで注意したいのは、s3のエンドポイントをコピペすること。自動で表示されるものを選択しないこと。自動で表示されるのはこんなやつ。

shou2017.com.s3.amazonaws.com ← これじゃダメ。

http://shou2017.com.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/ ← エンドポイントからコピペする

すると、こんな感じになります。

Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

次に Custom SSL Certificate を選択し、先に作成したサーバ証明書を指定します。

Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

Alternate Domain Names (CNAMEs) に必ず自分のドメインを記入。

Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

あとは、デフォルトで大丈夫ですが、せっかくなので Compress Objects AutomaticallyYes に変更しておきましょう。サイトの評価が上がります。以上で、CloudFront設定終わり。

Route53の設定

s3とRoute53しか使っていなかった時は、ALIASがs3になっていたので、これをCloudFrontに変えます。

Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

CloudFrontの設定が終わっていたらAilas Targetに出てくるので、それを選択。

Hugoで作ったサイトをhttps化する全手順

Hugoの設定

config.tomlbaseURLを変更。

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baseURL = "https://shou2017.com"

おまけ、s3のバケットポリシーの設定

hugoで生成した静的サイトを運用しようとして、色々、ググって、[CloudFront + S3]特定バケットに特定ディストリビューションのみからアクセスできるよう設定するを参考してそのままやっちゃうと動かなかった。

どういうエラーかと言うと、こう言うの。indexとかは表示されるが、他のページは表示されない。

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<Error>
    <Code>AccessDenied</Code>
    <Message>Access Denied</Message>
    <RequestId>E193C9CDF4319589</RequestId>
    <HostId>
xbU85maj87/jukYihXnADjXoa4j2AMLFx7t08vtWZ9SRVmU1Ijq6ry2RDAh4G1IGPIeZG9IbFZg=
    </HostId>
</Error>

原因は、オリジンアクセスアイデンティティの設定のところ、素直にここで設定すると。自動でs3のバケットポリシーが作られて中身がこんな感じなります。

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{
    "Version": "2008-10-17",
    "Id": "PolicyForCloudFrontPrivateContent",
    "Statement": [
        {
            "Sid": "1",
            "Effect": "Allow",
            "Principal": {
                "AWS": "arn:aws:iam::cloudfront:user/CloudFront Origin Access Identity E21XQ8NAGWMBQQ"
            },
            "Action": "s3:GetObject",
            "Resource": "arn:aws:s3:::myhost.com.cdn/*"
        }
    ]
}

ここで間違っているのは、principalのところ。ここをこうしなきゃいけない。

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"Principal": {
                "AWS": "*"
            },

反省

後からhttpsに変更するのは面倒なので、今度からは最初からhttpsにしようと思います。

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