ガジェットに詳しい人なら一度は聞いたことがあるとは思います。
「Googleのハングアウトアプリを使えば、自分の音声番号を相手に通知して、尚且つ、インターネット回線を利用したIP電話ができる」
これを真に受けた僕はいい方法を思いつきました。
音声通話をソフトバンクのシンプルスタイルのようなプリペイド型に替えて、データ通信とのデュアルsimにすれば、月額1000円以下になるではと。最近のスマホは2つのsimの待ち受けが可能なデュアルスタンバイにも対応していますので、この方法は決して不可能ではありません。
もともと僕は音声通話の電話はほとんどしません。たまの電話と言えば、電話予約しかできない行き着けの床屋くらいです。あとはもっぱらsnsかip電話で済ましています。
音声電話をほとんど使わない僕がなぜ、音声通話の電話番号を維持しているのかいうと、
「050のようなip電話は警察や消防などの緊急電話に対応していないという致命的な欠点」があるからです。この欠点を補うために近くの警察署の電話番号が入ったアプリやらをインストールするなどの方法もありますが、正直なところ緊急時にそんな余裕はありません。
なので、たいして使いもしない音声通話simに保険だと思ってお金を払い続けています。
しかし、この問題を解決する方法があります。それはソフトバンクのシンプルスタイルのようなプリペイド型を使うことです。ソフトバンクのシンプルスタイルは、残高が0円になるかチャージの有効期限過ぎれば、こちらかの発信ができなくなるのですが、緊急電話と待ち受けはできます。
ip電話でいいじゃんと思う人もいるかもしれませんが、だいだい音声通話をかけてくる人は総じてITリテラシーが低いです。その人に向かってやれ、line電話やskypeやらをインストールするように言ったところで、恐らくできないし、050から始まる電話番号をとらない。
これを解決するいい方法がGoogleハングアウトの発信者番号通知だったのです。
スマホはモトローラ SIM フリー スマートフォン Moto G6 Plus 4GB/64GB ディープインティゴ 国内正規代理店品 PAAT0026JP/Aです。
モトローラを選んだ理由は、ピュアアンドロイドでコスパがよく、デュアルスタンバイに力を入れているからです。HUAWEIも考えたのですが、デュアルスタンバイに力を入れていることを考えてモトローラに決めました。
ちなみにですが、iPhoneはGoogleのハングアウトの音声通話番号の設定がそもそもできません。なので、この方法が使えるのはAndroidだけです。
Googleのハングアウトで電話するためには、ハングアウトとハングアウトダイヤル - 通話が必要になります。
あとは、Google Voiceにチャージするだけです。
詳しいことをこっちをみてくだい。発信者番号通知が目当ての人はチャージしない方がいいです。結局、できないですから。
設定が終わったので、実際に通話してみました。
Dmmモバイルの音声通話からドコモです。
結果は非通知でした。
試しに発信者番号をオフにしてかけてみました。この場合は、相手側にアメリカ合衆国と表示され何やら怪しげな番号が表示されました。
次はDmmモバイルの音声通話から固定電話です。
この場合は、ちゃんと自分の音声番号が相手側に通知されました。ただし、81-90-xxxx-xxxxという表示でした。+81は日本の国番号なので、恐らくハングアウトが海外からかけているので、このような表示になるのだと思います。ちなみに普通の音声通話を使用すると090-xxxx-xxxxと表示されます。
僕の「Googleのハングアウトを発信者番号通知を使って電話をする」というもくろみはできなくなりました。これはGoogleのハングアウトの問題というよりはキャリアの問題なので、キャリアが対応しないと恐らく解決できない。
あと思いつくことと言えば、
くらいしかない。
ただ、これだとたいした節約にはなりません。ip電話を有料契約して一度、手数料などを払ってMNPするほどのメリットはありません。
ちょっと計算してみましたが、僕の場合はペイするのに2年かかる計算になりました。もともと月額が2Gで1500円しかかかってないというのもありますが、これでは契約を変えた時のリスクの方が大きいです。
残念です。
そして最後に言いたい。
「誰だよ!Googleのハングアウトは発信者番号通知されるって言ったヤツ」