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意外 副業から成功した会社と人物

Sat Aug 25, 2018
Sat Aug 25, 2018

優れた起業家はリスクを極力取らない

起業家はリスクを極力取らない

この記事によると優れた起業家は、極力リスクを取らない傾向にあるそうです。

なるほどと思い。実際にちょっと調べてみました。

起業の科学 スタートアップサイエンス

Nike

Nike創業者であるフィル•ナイトはなかなかの苦労人です。

Nikeだけの収入だけでは生活できないので、会計士として働いたり、大学で講師をするなどしてNikeの経営が安定するまで、この副業スタイルを続けていました。

SHOE DOG(シュードッグ)

Microsoft

副業というわけではないですが、起業というリスクを避けていたという意味では、Microsoft創業者のビル•ゲイツもその一人です。

ビル•ゲイツはMicrosoftの事業をはじめてからもすぐに大学を辞めたわけではありません。しばらく大学に籍をおいたまま事業を進めていました。

事業が上手くいかなかったらハーバード大学の経歴を得るために復学していたかも。

ぼくとビル・ゲイツとマイクロソフト アイデア・マンの軌跡と夢

グリー

SNSやゲームを運営しているのがグリーです。

グリー創業者である田中良和は楽天でサラリーマンとして働きながらグリーを開発しました。

副業での運営が厳しくなったところで楽天を退社しています。

僕が六本木に会社をつくるまで

Apple

成功するまでのスピードが異次元過ぎて副業とは言い切れないかも知れませんが、Appleも創業期は割と副業感溢れる会社です。ウォズニアックがヒューレット・パッカードで働きながら開発をしていたことは有名です。

ジョブズもアタリ社を退社したり復職したりしています。Apple Iの相談をするためにアタリ社のボスに会うなどしています。

もし、Apple Iの成功がなければジョブズもアタリ社で働きながらAppleの経営をしていたかも知れません。

スティーブ・ジョブズ I

Facebook

イケイケどんどんの印象がありますが、Facebook創業者のマーク•ザッカーバーグも慎重派です。

Facebookのアイディアを思いつきすぐに大学を中退したわけではありません。ビル•ゲイツと同じく大学を休学するという選択をしています。

しかも、初期のFacebookは限られた大学でしか使うことが出来ませんでした。

いっきに全米展開したわけではなく、ゆっくりとユーザーの声を聞きながらFacebookを改良していました。

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

Yahoo

Yahooの共同創業者の一人、デビッド・ファイロはスタンフォード大学在学中にYahooの事業をはじめますが、事業開始後、すぐに大学を中退したわけではなく、休学という方法を取っています。

Tokyo Otaku Mode

日本のアニメや漫画などのサブカルチャーのサイト運営やEC業を行なっている会社。

Tokyo Otaku Modeはもともと社会人の週末プロジェクトはじまりました。亀井智英を中心に日本のアニメや漫画などのコンテンツをFacebook上で英語で発信していくというプロジェクト。

初期はFacebook上で情報発信をしていくだけでしたが、ユーザーから「その商品はどこで売ってあるの?」などの質問が多く届くようになり、それに応える形でEC業を開始。

マインクラフト

マインクラフトを作ったのは、なんとたった一人。作ったのはマルクス・ペルソンというスウェーデン人プログラマー。

プログラマーとして会社で働きながら趣味でゲームを作っていました。その中の作品のひとつがマインクラフトです。

最初は仕事との合間に作っていましたが、マインクラフトが商業ゲーム並みに売れるようになったところで会社を退社しています。

Google

Googleはもともとスタンフォード大学の学生だったラリー•ペイジとセルゲイ•ブリンの研究プロジェクトとしてはじまりました。

Goole社を大学在学中に設立、その後、二人ともスタンフォード大学を休学しています。

Googleは創業早期から順調に資金を集めていましたが、Google事業があまりにも忙しく、大学を卒業できないかもしれないと考えた二人はGoogleを売却しようとまでしていました。この頃はまだGoogleの未来よりもスタンフォードの学歴の方が大事だったのかもしれません。

Google Boys グーグルをつくった男たちが「10年後」を教えてくれる: ラリー・ペイジ&セルゲイ・ブリンの言葉から私たちは何を活かせるか

ウォールマート

世界最大の小売業者ウォールマートの創業者サム•ウォルトンは、いきなりウォールマートを起業したわけではありません。最初はフランチャイズの雑貨店の経営からスタートしています。

世界最大の小売業者ウォールマートの創業者がフランチャイズ経営からスタートしているなんて意外ですよね。

私のウォルマート商法 すべて小さく考えよ

大創産業

100円ショップダイソーを運営する大創産業。

創業者は波乱万丈の経歴で有名な矢野博丈です。

ダイソーは移動販売からはじまっており、創業者である矢野博丈は移動販売を続けながら均一価格での商売に弟子入りしています。

その後、大口の取引先の契約がなくなるのを契機にダイソーの店舗経営をスタートさせます。この危機が無ければダイソーはなかったかもしれません。

百円の男 ダイソー矢野博丈

森ビル

都市開発事業などを行なっている森ビル。

創業者である森泰吉郎は学校の先生をしながら森ビルを経営していました。

最終的には、学内の批判を受け学校を退職し、森ビルの経営に集中します。

Shopfiy

ECプラットフォームを展開するShopfiy。2018年現在も株価も順調な企業です。

急成長のShopfiyですが、創業者がShopfiyの事業をはじめた理由は「ビールが買いたいから」という単純な理由。

Shopfiy自体も副業からはじまった企業です。

Basecamp

オープンソースのWebアプリケーションフレームワークであるRuby on Railsの開発者であるデイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン通称DHHが創業したのが、Basecamp。

Basecampは決して大企業ではないですが、クックパッドや価格.comにも使われているRuby on Railsを開発したという意味ではある意味、大企業。

このBasecampが面白いところはIT企業にありがちな巨額の資金調達などをやっていないところ。

Ruby on Railsという素晴らしいシステムを開発できる能力がありながら、BasecampはDHHの副業としてはじまります。

DHHはBasecampのことを小さい会社と言っていますが、全然小さくないです。

従業員数は確かに少ないですが、超利益体質の会社です。

強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」

村上春樹

村上春樹がジャズ喫茶を経営しながら小説を書いていたのは有名な話。

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

まつもとゆきひろ

プログラミング言語Rubyの開発者。

Rubyは日本国産のプログラミング言語として初めて国際電気標準会議で国際規格に認証される←コレは結構すごいこと。

まつもとゆきひろが会社員時代に開発したのがRubyです。

Rubyが出来た理由がバブル崩壊後、会社が暇すぎてやることがなく、暇つぶしで作ったのがRubyです。

決して、世界を変えようとかは思ってRubyを開発したわけではないらしいです。

まつもとゆきひろ コードの未来

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