僕が勝手に思う企業型確定拠出年金のデメリット

まず、iDeCoの個人型と企業型のおさらいから。

僕が勝手に思う企業型iDeCoのデメリット iDeCoナビ(個人型確定拠出年金ナビ)

企業型の方が個人型よりも掛け金も多く、口座管理料や掛金を会社が負担してくれる為、いっけん企業型ってスゲーいいじゃんと思いがちですが。

世の中、そんなにあまくありません。

企業型確定拠出年金で得する人はどんな人なのかというと。



一つの企業に長く勤めている人





なぜかというとiDeCoの企業型は、

  • 3年以内に退職すると受け取った掛け金の金額もしくは一部を返金しなくてはいけない(年金規約によって異なる)

  • 退職時にインデックスなどの金融商品に投資していた場合、一旦全て現金に戻す必要がある

などの条件があるからです。





3年の根拠はなんなの?

ハイ、出ました。3年。

なんなんでしょうか。この3年の意味は。

会社に長く勤めないと年金あげませんよ的な脅しなのでしょうか。

もともとiDeCoという制度は、

「終身雇用が崩壊し会社に頼るだけではダメだよ〜、自分で老後のライフスタイルを考えよう」という意味合いがあったはず。

なのに同じ会社に最低でも3年は勤めないとある種のペナルティ的な制裁をかけますよ。

「嫌なら最低でも3年間は我慢して同じ会社に勤めてね!」

というのが、国というか厚生労働省からのメッセージなのでしょうか。

いや〜、実に厚生労働省らしい制度です。





転職時に元本割れしていると強制的に損をこうむる

企業型確定拠出年金は所得税減税などの税制優遇があります。

こういう場合は、比較的リスクのある金融商品を選択して運用するのがベストです。なぜなら、減税の時点で数%の利益を得ているのですから、それを活かさない手はないです。

実際、僕は企業型確定拠出年金では元本補償のないインデックスで運用しています。

しかし、

一番困るのが転職時です。

個人型や他の企業型に移行するにせよ。



移行するときには一旦、全て現金化しなくてはなりません





そう、商品として保有したままの移換はできないのです。

これって、結構なデメリットです。

僕は、インデックス投資という比較的安定している商品に投資していますが、インデックス投資といっても投資は投資。

損するときもあります。

インデックス投資の場合、損する時は3割くらい損しますし、最大だと5割減なんてこともあります。

でも、売らずに長期で保有することがこのインデックス投資で成功するコツなのです。

なのにもかかわらず、転職するときに一旦現金にしないと移行できないのです。

転職時、元本割していたら、それを否応無しに受け入れなければなりません。

なので転職しようと少しでも考えたら早めに利益がでている間に売る必要があります。





結論、企業型確定拠出年金は無くなればいい

企業型確定拠出年金はいい制度だと個人的に思っています。

国や会社に頼らず自分の年金を自分で用意するというのは、本来、大人としてあるべき姿だと思いますから。

しかし、それなら企業型なんていうものはなくして、全て個人型にまとめてしまうのがスジというものです。

あいかわらず、厚生労働省は終身雇用を維持させようと躍起というか中途半端というか、てんてこ舞いな制度を打ち出していますが、これではどっちつかずで企業型確定拠出年金が使いにくいです。

せっかくマイナンバーという制度をつくったのですから、何も会社を通す必要はないでしょう。

会社は従業員に給料を払うだけ。あとは、何もしない。

税の手続きも個人が全てやるようになるのが、ベストだと思います。

なんの為の

マイナンバーなんだ!

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