Rubyは他の言語と違い、
- falseまたはnilであれば偽。
- それ以外は全て真。
という特徴があります。
このRubyの特徴がいかせるのが、例えば、そのデータがあればそのデータを、データがなければnilを返すみたいな処理が書きたいとき普通に書くと以下のようになります。
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data = find_data
if data != nil
'データがあります'
else
'データはありません'
end
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これがRubyだと、以下のように書けます。
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data = find_data
if data
'データがあります'
else
'データはありません'
end
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補足
!=
は文字列の比較をおこなっています。
Rubyの文字列の比較は、文字列が同じかどうかを調べる場合は==
を、異なる値かどうかを調べる場合は!=
を使います。
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'ruby' == 'ruby' #=> true
'ruby' == 'Ruby' #=> false
'ruby' != 'java' #=> true
'ruby' != 'ruby' #=> false
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プロを目指す人のためのRuby入門 言語仕様からテスト駆動開発・デバッグ技法まで
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